「プロの詐欺師は、決して証拠を残さない。……たとえ、それが愛であっても。」
二転三転する騙し合いの詐欺師ストーリー。『カラスの親指』、 詐欺師のコンビと、ひょんなことから共同生活を送ることになった若者たち。彼らが挑むのは、過去の因縁を断ち切るための、一世一代の大勝負。本作は「奪われた者が、知恵と絆で未来を取り戻す」物語。あまりにも自然かつ鮮やかな嘘に騙されてしまう!
ちなみにカラスは黒いことから、詐欺師のなかでも優れた玄人を指す隠語だそうです!ちこちゃんなら知ってそうですね(笑)
あらすじ:5人の詐欺師と、たった一つの「標的」
ベテラン詐欺師のタケ(阿部寛)と、相棒のテツ(村上ジョージ)。闇金に追われ、人生のどん底にいた二人は、ひょんなことから美人姉妹(石原さとみ、能年玲奈)と、その恋人を名乗る青年(石屋貫太郎)と出会い、奇妙な共同生活を始めます。
彼ら5人に共通していたのは、かつてある「最悪の事件」によって人生を狂わされたという過去でした。 過去の呪縛から逃れるため、そして大切な仲間を守るため、彼らは社会のゴミとも言える巨悪を相手に、壮大な詐欺計画「アルバトロス作戦」を実行に移します。 しかし、その計画の裏には、タケさえも知らない「もう一つの真実」が隠されていました。

ここが凄い!:騙されるのが快感になる3つの「仕掛け」
① 阿部寛×村上ジョージ、異色の名コンビ
これまでの阿部寛演じる役とは打って変わってどこか抜けていて、でも情に厚いタケを演じる阿部寛さん。そして、その相棒を務める村上ジョージさんの「絶妙な間」と哀愁が、物語に独特のリアリティと温かさを与えています。この二人の掛け合いを観ているだけで、心が解きほぐされていきます。
② 伏線回収の美学。パズルのピースが埋まる快感
劇中に散りばめられた何気ない会話、小道具、そして登場人物たちの行動。それらすべてが、ラスト20分で一つの巨大な絵へと収束していきます。「あ!あの時のあれは、そういうことだったのか!」という快感は、ミステリーファンにとって至福の時間です。
③ 「疑似家族」が紡ぐ、切なくも温かい絆
詐欺師という、社会的には「嘘つき」である彼らが、血の繋がりを超えた「家族」になっていく過程が丁寧に描かれています。お互いに嘘をつきながらも、その根底にあるのは相手を思いやる純粋な優しさ。その矛盾が、物語のクライマックスで大きな感動へと変わります。
著者の正直な感想(レビュー)
映画の枠を超えて視聴者すら騙す詐欺師ストーリー!これがこの映画の印象です。そして、感動でもありコメディ感もあり、シリアス感もありのバリューセット!なんか重いのもあれだし、気軽にかつ楽しめる映画はないかなというときにおすすめの映画です。
ちなみに「カラスの親指」というタイトルの意味が分かった時、物語の見え方がガラリと変わります。 詐欺師という名の嘘をつくことが仕事の彼が、最後についた「一番大きな嘘」。そのどんでん返しにはまんまと騙されました!まさに詐欺師!
過去と向き合い始め、復讐ではなく、再生のために知恵を絞るエンターテインメントの面白さがすべて詰まった、映画になっています。
あとキャストがやっぱりしれっと豪華なのもいいのかも!テンポもいい映画なのでうまく雰囲気がかみ合わないとリズムが崩れるところをうまく演じ切っています!
見るものが思いつかないとき見てみてはといった作品です!ぜひ見てみてください!
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5. まとめ:こんな人におすすめ!
- 『新参者』の阿部寛さんが好きで、別の魅力も知りたい人
- ラストのどんでん返しに、気持ちよく騙されたい人
- 見終わった後、前向きな気持ちになれるミステリーを求めている人


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