【レビュー】死者に「名前」を取り戻す。ドラマ『GO HOME』が教えてくれる、最後に帰るべき場所の意味

ミステリー×ドラマ

導入

誰にも知られず、名前さえわからぬまま亡くなった「名もなき遺体」。 そんな遺体たちの身元を特定し、家族の元へ帰すために奔走する警視庁の部署を描いた『GO HOME〜警視庁身元不明人相談室〜』です。

一見、地味で「掃き溜め」と揶揄される部署。しかし、そこには亡くなった人の「生きた証」を必死に探す、熱くて優しい人間ドラマが詰まっていました。


あらすじ:名前なき魂を「家」へ帰すために

警視庁身元不明人相談室の捜査官・三田桜(小芝風花)は、人一倍正義感が強く、遺体に残された僅かな手がかりから、その人の人生を読み解こうとします。バディを組むのは、冷静沈着で現実主義の月本真(大島優子)。

性格もやり方も正反対の二人が、遺留品の鍵、一足の靴、あるいは古い写真一枚から、亡くなった人が「誰に、何を伝えたかったのか」を辿っていきます。それは、単なる事務作業ではなく、置き去りにされた想いを拾い集める、命の救済活動でした。


ここが凄い!:新しい視点の「死」と「家族」の物語

  • 「名もなき人」が「誰かの大切な人」に変わる瞬間 本作の醍醐味は、顔も名前もわからない遺体が、捜査が進むにつれて一人の「生身の人間」として浮き上がってくる過程です。彼らには愛する人がいて、挫折があって、守りたかったものがあった。その人生に光を当てる瞬間、謎は深い感動へと変わります。
  • 小芝風花×大島優子の「最強バディ」 感情を前面に出して突き進む桜と、それをクールに支えつつも内面に熱い想いを秘めた真。この二人のやり取りが軽快で、重くなりがちなテーマを前向きに、そしてエンターテインメントとして楽しませてくれます。
  • 「帰る場所」があることの尊さ タイトルの『GO HOME』には、遺体を物理的に家へ帰すだけでなく、魂に安らぎを与えるという意味が込められています。現代社会で希薄になりがちな「家族」や「居場所」の価値を、静かに問いかけてきます。

筆者の正直な感想(レビュー)

死んでしまったら終わり」ではない。その人が誰かにとってどれほど大切だったのか、それを証明するために数少ない手がかりから泥臭く走り回る彼女たちに胸が熱くなる作品となっています。

孤独死や行き倒れといったものは普段生活してる分にはそんなに身近なものではありません。ですが、実際に身元不明で消える人は結構いることを知りました。

「自分がいなくなったとき、誰かが自分の名前を呼んでくれるだろうか?」 そんなことを考えながら、今ある当たり前の日常や、隣にいる人を大切にしたくなる。そんな優しさに満ちた物語です。

また、彼女たち自身も深い闇を抱えそれに抗いながら進んでいく物語でもあります。そんな彼女たちの物語もおすすめの理由です!


まとめ:こんな人におすすめ!

  • 「人の温もり」を感じるヒューマンミステリーを観たい人
  • 小芝風花さんの弾ける演技と、物語の深みのギャップを楽しみたい人
  • 切ないけれど、最後には心が温かくなる物語を求めている人

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