「クジャクのダンス、誰が見た?」公式より引用
主人公、山下心麦役は広瀬すずさん。原作は、浅見理都さんの漫画「クジャクのダンス、誰が見た?」。全7巻となっています。
父の死は本当に復讐によるものだったのか?
死後に託された父の手紙の真意とは?
そして、その事件は山下心麦自身の謎にもかかわっていくこととなる。
父の手紙を信じ少しずつ真実という深い森を進む中、行く手を阻んでいく謎の数々。その先で心麦は真実を・・・クジャクを見つけることができるのか?
あらすじ
大学生の山下心麦は、幼いころ母を亡くし父と2人暮らし。クリスマスイブに行きつけのラーメンの屋台で父、春生とラーメンを食べていた。心麦は父にクリスマスプレゼントのリクエストを聞くと「感謝の言葉」が欲しいと伝える。何気ない幸せな家族の日常。
大学のサークルの飲み会後、駅で待ってくれているはずの父の姿がなく徒歩で帰路に着く途中、消防車が通る。不安から駆け足になる心麦。そこには炎に包まれる自宅。そして、父の訃報。
火をつけた犯人として遠藤友哉は事件早々に逮捕される。しかし、友哉は父が解決した東賀山事件の犯人であり死刑囚、遠藤力也の息子だった。
東賀山事件と関連した殺人として報道される中、行きつけの屋台の店主であり古くから春生と面識のある染田から父が残した荷物を渡される。イブの日に春生から託されたと。荷物を開けるとそこには手紙と高額の現金が入っていた。
その手紙には自分が殺される可能性があること、手紙に記された人物たちが逮捕された場合その人物は冤罪という内容だった。その名前には「遠藤友哉」の名前も記されていた。
そして、記された人が逮捕された場合、弁護士の松風義輝にこのお金で弁護を依頼するようにと書かれていた。心麦は松風の事務所に向かい、2人は出会う。
そして、深淵の森に隠れたクジャクという真実を見つけるため事件へと足を踏み入れていく。
※「クジャクのダンス、誰が見た?」→インド哲学の一節。たとえ誰も見ていなかったとしても、犯した罪から逃げることはできないという意味
wikipediaより参照
登場人物・関連事項
・山下心麦(広瀬すず)
主人公。大学生。幼いころに母を亡くし、父の春生と2人暮らししていた。春生の死後、父の手紙を受けてとり、父を殺害した犯人とされている遠藤友哉は冤罪であるという記載を信じ、手紙の指示通り弁護士、松風義輝に友哉の弁護を依頼しに行く。その中で少しずつ父が殺される理由、そして自分自身の秘密を知っていく。
・松風義輝(松山ケンイチ)
弁護士。性格はひねくれておりクセは強いものの、結局は人を見捨てれず弁護士としての誠意と正義感を持つ。友哉の弁護を春生の遺言通り依頼しにきた心麦とバディを組み事件に当たることとなる。春生との面識はなく、なぜ自分に春生が依頼を託したのかは本人もわからない様子。
・山下春生(リリー・フランキー)
心麦の父。元警察官。自分が殺される可能性があることを知っていた様子。放火によって亡くなる。心麦を娘として愛している。亡くなる前に心麦に手紙を託す。22年前、林川一家が殺害された東賀山事件の捜査にあたり、遠藤力也を逮捕した。その事件は解決したと思われたが春生は捜査を続けていた。
・遠藤友哉(成田凌)
東賀山事件の犯人である遠藤力也を父に持つ。母は小さいころに家を出て父と2人暮らしをしていたが、父が逮捕され施設に引き取られることとなる。そんな幼少期、その事件からつらい人生を送ってきた。過去に放火歴もあり、事件現場付近にいたことから父の復讐目的で山下家を放火した疑いで逮捕されることとなる。留置時、放火に対して黙秘しいている。
・赤沢正(藤本隆宏)
春生が捜査一課にいた際、部下だった。春生を尊敬している。被疑者の口を割るために多少手荒になることもあり。山下家の放火殺人を担当。春生を殺害した犯人は友哉と確信している様子。家族ぐるみで山下家とは付き合いがある。
・染田進(酒井敏也)
行きつけのラーメン屋台の店主。春生とは昔からの付き合い。春生から心麦への手紙を託される。
・神井孝(磯村勇斗)
週刊誌の記者。心麦の身辺を探っている様子。つかみどころない性格であり、取材のためには強引な行動や取引を迫ることもある。友哉と面識もあり信頼関係もある様子だが、その理由は?
・成川徹(間宮啓行)
東賀山事件に疑問を持つ弁護士。同じ事件の謎を追うものとして心麦・松風と協力することとなる。お調子者な初老の男性。
・遠藤力郎
東賀山事件の犯人。友哉の父。死刑囚として刑務所に服役中。
・阿南由紀(瀧内公美)
山下家の放火殺人の担当検事。優秀なキャリア。
・謎の男(?)
山下家放火事件・東賀山事件について何かしら関与してる様子だが、その理由は不明に包まれた男。リュックにカラビナをつけている。阿南と面識があり彼女の検事室に出入りしているものの、その関係は不明。
・赤沢京子
赤沢正の妻。春生を失った心麦を親身に気遣う。
・波佐見幸信(森崎ウィン)
「粋でよろしく!」の人。
・林川歌(?)
東賀山事件の唯一の生き残り。事件後、親戚の家に引き取られる。
・林川家
東賀山事件の被害者一家。22年前、次女である「林川歌」を残し全員螺旋階段でつるされ殺害されていた。犯人として遠藤力郎が捕まる。
感想(ちょこっとネタバレ)
久々にリアルタイムで最初から最後まで見たドラマでした!
学生時代は毎週楽しみに連続ドラマ見ていましたが社会人になってからあまり見れなかったのもあり、DVD・ネットでの放映などがでてからまとめてみてるのが習慣になっていましたが、毎週楽しみにするのも1週間を頑張れる要因になっていたと思います。
話はそれましたが、まずタイトルで魅かれますねクジャク?ダンス?なんぞ?っと(笑)
インドのことわざだそうで勉強になりました!今後使ってみようと思います!使う機会ないと思いますし、使ったら首を傾げた相手が目に浮かびますが(笑)
さて、再度話がそれましたが大まかに心麦サイドの謎と遠藤一家の真実、2つのストーリーが東賀山事件という接点をもとに展開されていく話になっています。
過去と今の事件が重なっていく感じ、自分的に好きなジャンルです。
注目点としては、やはりすべての始まりである東賀山事件。1つの事件と限られているはずですが、思った以上にその事件の根は多くの関係者の人生を狂わせています。
その運命は実は普通に過ごしてきた心麦にも及んでいたわけですね。自分自身の謎が解けていく中で、精神が揺らいでいく心麦を支える松風、最後まで支えあいながら真実へとたどり着いていきます。
個性も間反対の2人。父の手紙を信じぬくもそのために無鉄砲になってしまう心麦とクセがあり屁理屈言いつつも最後まで深淵の森に潜むクジャクを一緒に見つけについていってくれる松風。ただ、2人とも共通して真実への探求心と勇気があります。いいペアですね!
クセといえばエンディング曲がadoさんで「エルフ」という良曲なのですが、これも曲調が途中変化してクセがあり面白い!これもクセになります!クーセ、クーセ、クーセや!ですね(寒い!)
興味のあるからはぜひ「クジャクのダンス」見てみてください!
それでは!
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